発売元 | ポリスター | ポリスター PSCR-5252 |
発売日 | 1990年 | 1994年03月25日 |
価格 | ?円 | 税抜2,136円 |
作曲編曲 | 植松伸夫 |
Tr | Title | Time | Orginal (Track) | |
01 | THE EVIL POWER OF THE UNDERWORLD | 邪悪の胎動 | 6'39 | 大地震〜ナレーション〜プレリュード(01)〜 ?〜クリスタルのある洞窟(02)〜? |
02 | FOLLOWING THE WIND | 風の啓示 | 8'57 | ナレーション〜故郷の街ウル(06)〜 悠久の風(07)〜バトル1(03)〜ファンファーレ(03) |
03 | MONTAGE | 彷徨の旅路 | 8'49 | ナレーション〜Roaming
Sheep〜チョコボのテーマ(17)〜 4人組じいさんのテーマ(31)〜チョコボのテーマ〜 潜水艇ノーチラス(34)〜ノアのリュート(37)〜 水の巫子エリア(26) |
04 | THEIR SPIRITUAL LEADER | その大いなる導き | 9'28 | ナレーション〜?(混成合唱)〜 ドーガとウネの館(36)〜The Breeze |
05 | EBB AND FLOW | 陰と陽の攻防 | 5'16 | ナレーション〜巨大戦艦インビンシブル(39)〜 ハインの城(21) |
06 | THE DARK CLOUD | 凶々しき渇望 | 4'16 | 闇のクリスタル(42)〜最後の死闘(43) |
07 | REBIRTH | 新たなる世界 | 9'05 | ナレーション〜エンディング・テーマ(44)〜 ファイナルファンタジーのテーマ |
お薦め度:★★★★
FF3のサウンドトラックが発売される前に発売されたアレンジ盤です。当初はこちらのみの発売だったようです。
FF3のストーリーにそって構成されているのが特徴で、各章の曲の前には英語のナレーションによる説明が入ります。
脚本をシナリオ担当の寺田憲史氏が書いています。
編曲は作曲者である植松氏自身が担当されています。アレンジは原曲重視で、誰でも安心して
聴くことができると思います。原曲の魅力を存分に引き出す素晴らしいアレンジと言えるでしょう。
[Impressions]
1:THE EVIL POWER OF THE
UNDERWORLD
プレリュードにはメロディーがついていませんが、バックのコーラスがなんだかメロディに似ています。
その後「クリスタルのある洞窟」へ。「?」は…書き下ろしの曲かもしれません。
2:FOLLOWING THE WIND
「故郷の街ウル」も「悠久の風」もこのアレンジのほうが断然良いです。メロディがとても美しいです。
その後自然にバトルへと流れていきます。ファンファーレに入る前にFF2の「戦闘シーン2」の一部が流れています。
3:MONTAGE
「Roaming Sheep」は書き下ろしのヴォーカル曲です。歌はおおたか静流さんが歌ってます。
曲自体良いのですが、歌唱力もすばらしいですね。なんでもこの曲はFF6のCMに使われていたらしいです。
「ノーチラス」と「ノアのリュート」はピアノアレンジで、音色が美しいです。特に「ノアのリュート」は、まさにピアノの為に
あるような曲ですね。
4:THEIR SPIRITUAL
LEADER
最初に謎の歌声が入ります。なんて言っているのか不明ですね。とにかく不気味。
「ドーガとウネの館」はFF9で流れるものより良いアレンジです。後半のピアノの部分が特に。
そしておおたか静流さんの歌をもう1曲。この2曲はベストアルバムにもしっかり収録されているんですよね。
5:EBB AND FLOW
インビンシブルの曲が爽快感抜群で良いです。ゲーム中での遅さを忘れさせてくれます。
しかも最後にあのFF1の「マトーヤの洞窟」の一節が流れるところがまたやってくれます。
そして「ハインの城」もどろどろした感じがよく表現されています。
6:THE DARK CLOUD
英文タイトルはそのまま「暗闇の雲」、ラスボスですね。「闇のクリスタル」は原曲に比べてすこし激しいアレンジで、
ちょっと原曲と違うかな、と思う部分もありますが、これもこれでまた良い雰囲気を出していて素晴らしいです。
「最後の死闘」は言うことないですね。できれば「クリスタルタワー」も入れて欲しかったです。
7:REBIRTH
最後を飾るのにふさわしい出来映えです。そして最後にFFのテーマが。ゲームでエンディングにFFのテーマが
入るようになったのはFF4からですが、一番最初にやったのは多分このCDだと思います。。
[関連CD]
・ファイナルファンタジーIIIオリジナルサウンドヴァージョン [オリジナル]
…FF3のオリジナル音源を収録。全体的に曲の質が高くお薦め。 【詳細】