聖剣伝説 HEROES of MANA オリジナルサウンドトラック

発売元 スクウェア・エニックス SQEX-10095〜6
発売日 2007年04月18日
曲数 2枚組49曲 約145分
価格 税込2,800円(税別2,667円)
作曲編曲 下村陽子

 

  DISC 1     DISC 2
Tr Title Time   Tr Title Time
01 古の勇者達へ
〜Opening Theme from HEROES of MANA〜
1'53   01 氷と雪が奏でる歌 3'40
02 HEROES of MANA 2'49   02 冷たき鼓動 4'35
03 始まりの予感 2'33   03 古の勇者達へ 3'24
04 襲撃! 2'36   04 アナイス王に捧ぐ 3'43
05 お話を始めよう 0'10   05 The Battle VS. Celestan 3'36
06 The Beast Kingdom 2'37   06 風の騎士たち 3'15
07 獣王軍 3'40   07 一息入れて 2'39
08 胎動 2'17   08 頑張りやさん 2'31
09 明日への力 1'13   09 内緒の目標 3'55
10 ひとときの休息 1'16   10 天翔る真実の翼 2'33
11 セットアップ 2'31   11 神獣との闘い 3'59
12 その心のままに 4'39   12 悲しみ 2'11
13 黒き鏡 2'12   13 我等に希望はないのか・・・ 3'50
14 風の王国 2'39   14 幻影のフラグメント 3'54
15 古く懐かしき国の物語 4'04   15 廻る運命の輪 2'08
16 聖なる都に祈りを 3'25   16 それは真実か幻か 3'24
17 流れる砂が見る夢は 2'07   17 震える大地、運命の時 3'55
18 熱砂の果てに 3'37   18 そしてそこに辿りつく者 4'15
19 秘やかな燦めき ※ 1'52   19 滅び行く時 4'28
20 友よ誓いを! 3'16   20 聖剣でとどめ 1'55
21 運命はかくも残酷に 3'55   21 闇への旅立ち 1'30
22 撤退 2'50   22 風が教えてくれた物語
〜Ending Theme from HEROES of MANA〜
3'55
23 勇気と願いを 4'17        
24 竜帝 4'15        
25 神獣召還 1'03        
26 幸せのとき 1'14        
27 作戦会議 2'13        

※付属ブックレットはミスプリです

お薦め度:★★★+1/2★ <ゲーム未プレイです>
 DSソフト「聖剣HOM」(2007年3月発売)のサントラです。作曲は「聖剣LOM」に続いて2作目の聖剣シリーズとなる下村陽子氏です。
「LOM」の音楽は傑作として知られていますが、本作でも安定して質の高い音楽を聞かせてくれています。
ただし音楽の全体の雰囲気は、「LOM」とは似ているところもありますが、若干異なります。

 本作の音楽は、ファンタジーRPGの王道を行っている感があり、そのため誰にでも聞きやすいものとなっています。
またライナーノーツにあるとおり本作は古い昔の話であるため、それを意識した懐かしさを感じさせるものもあります。
ただし、これらの要素が相まってか全体的に派手さは無く、地味な印象も拭えないかもしれません。
 また特徴的なのは、ゲームの性質上バトル曲が多いことです。サントラの半分くらいは、力強い曲、勇ましい曲ではないでしょうか。
この点は下村氏も苦労されたようですが、様々なタイプの曲を完成させている当たりはさすがです。
バトル曲の雰囲気は、通常のRPGというよりはシュミレーションRPGのバトル曲のようなものが多いです。(分かり難いニュアンスですみません)
ちなみに、「LOM」で見られたヘビメタな曲は本作では「The Battle VS. Celestan」を除きありません。

[Impressions]
1-1:古の勇者達へ 〜Opening Theme from HEROES OF MANA〜
  軽快さと壮大さを併せ持った一曲で、まさにオープニングにふさわしいと言えます。

1-12:その心のままに
  サントラ公式サイトでも流れていた曲です。尖ったような切なさを持つヴァイオリンの音色と
 バックの軽快なリズムとが絶妙にマッチしてとても印象的です。

1-21:運命はかくも残酷に
  アツい曲が多い本作の中でも特に目立つ一曲。その力強さはそのままに、少しずつ盛り上がりを増す構成が良いです。

2-3:古の勇者達へ
  Disc1-1のものと基本的には同じですが、アレンジや構成が微妙に異なります。こちらの方がより力強さを
 増しており、特に終盤の盛り上がりは聴いていて嬉しくなってしまいます。

2-15:廻る運命の輪
  まさに曲名通りのイメージを持った曲です。ピアノとヴァイオリンがそれぞれ持つ音色の良さを魅力的に絡めています。
 なお、2-17「震える大地、運命の時」はこの曲のアレンジで、こちらも良いです。

ライナーノーツ:有り
曲のループ:2周収録
スクウェア・エニックス・ポイント:90pts.

サントラ公式サイト:下村氏の楽曲コメントが見られます。試聴も可。


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