発売元 | NTT出版 PSCN-5038 |
NTT出版 プライエイド・レコーズ NTCP-5038 |
販売元 | ポリスター | ユニバーサル |
発売日 | 1995年11月25日 | 2004年10月1日 |
価格 | 税込2,039円(税抜1,942円) | |
作曲 編曲 |
伊藤賢治 (Tr.21,25は作曲・植松伸夫) |
Tr | Title | Time | 解説 |
01 | プロローグ - 七英雄の伝説 - | 6'36 | デモの曲です。通常戦闘はここに入っています |
02 | オープニングタイトル | 2'25 | おなじみのロマサガのテーマです |
03 | 遥なる戦いの詩 | 0'52 | 冒頭の詩人の詩です |
04 | 帝都アバロン | 1'34 | アバロンの曲です |
05 | ダンジョン1 | 2'04 | ウォッチマンの巣、魔道士の砦などの曲です |
06 | 異変 - ヴィクトールの死 - | 2'17 | ヴィクトール死亡イベントで流れます |
07 | 皇帝出陣 | 2'30 | 長城、コムルーン火山、ルドン高原などの曲です |
08 | クジンシーとの戦い | 1'43 | ボス戦で流れます |
09 | 勝利! | 0'44 | 勝利のファンファーレです |
10 | 運河要塞 | 1'47 | 運河要塞の曲です |
11 | 村1 | 1'20 | ソーモン、ツキジマ、トバなどの曲です |
12 | 竜の穴 | 1'44 | 竜の穴、ネラック城の曲です |
13 | 異国の街 | 2'15 | フォーファー、ビハラ、ムーの越冬地などの曲です |
14 | 船旅 | 1'19 | 船搭乗時に流れます |
15 | 人魚の伝説 | 1'22 | マーメイド、ミラマー、サイゴ族の村などの曲です |
16 | 沈没船 | 1'52 | シーフギルト、沈没船の曲です |
17 | ダンジョン2 | 1'09 | ゴブリンの穴などの曲です |
18 | 村2 | 2'09 | テレルテバ、モーベルムなどの曲です |
19 | 脱出! | 0'47 | 脱出系の曲です |
20 | 古代遺跡 | 2'03 | 三大遺跡、沈んだ塔の曲です |
21 | 伝説は始まる | 1'26 | チカパ山で演奏する曲です GB版「Sa・Ga」の同名の曲のアレンジです |
22 | ダンジョン3 | 2'04 | 子供と仔ムーなどの曲です |
23 | 七英雄バトル | 2'52 | 七英雄との戦いで流れます |
24 | 全滅のテーマ | 1'43 | 全滅時に流れます |
25 | 涙を拭いて | 2'52 | 動かないコッペリアを調べた時に流れます。 これもGB「Sa・Ga」の曲のアレンジです |
26 | ラストダンジョン | 2'02 | ラストダンジョンの曲です |
27 | ラストバトル | 3'20 | ラストバトルの曲です |
28 | エンディングテーマ | 8'11 | エンディングの曲です |
29 | 歴代皇帝 | 1'30 | 歴代皇帝の功績表示時に流れます |
30 | エピローグ | 3'17 | スタッフロールで流れます |
★ダンストラックス | |||
31 | #1 | 0'12 | 以下4曲は、マーメイドの人魚イベントの際に |
32 | #2 | 0'18 | 酒場で流れる曲です |
33 | #3 | 0'37 | |
34 | #4 | 0'18 | |
★ボーナストラック(ゲーム未収録) | |||
35 | プロローグ - 七英雄の伝説 - | 2'28 | 原曲の最初の部分をアレンジしています |
お薦め度:★★★★
前作に続き伊藤賢治氏が作曲を担当されています。今作でも氏のらしさを随所から感じ取ることが出来ます。
特に今作は帝国を舞台とした貴族の物語であり、氏の勇ましい音楽が生き生きとしています。
音質は悪くはありません。前作にくらべ、とがったような感はなくなったものの、しかしややこもったような
サウンドになっているのが気になります
帝国を舞台としたヒストリカルなストーリーだけに、サウンドからもそのイメージを汲み取ることが出来ます。
特にそれが良く現れているのが「皇帝出陣」「ダンジョン2、3」などのダンジョン曲でしょう。帝国の誇りのような
ものが曲の方にもにじみ出ている感じがします。それゆえどれも聴き応えがあります。
また、バラード、特に街の曲のよさも目立ちます。地味な存在ではありますが、イメージがつかみやすく
完成度は高いです。リラクゼーションBGMに適することと思います。
もちろんバトルも忘れてはなりません。今作でも、さすがイトケンと思わせてくれる出来栄えです。
残念なのは通常バトル曲が「プロローグ」に組み込まれてしまっている点です。全収録時間が73分とギリギリのため
仕方がないのですが、ボーナストラックにでもつけて欲しかったですね。
[Impression]
01:プロローグ -
七英雄の伝説 -
5部構成になっています。その4部にあたるバトル曲(3分46秒頃)は、シャープなAメロ、ソフトなBメロときて
最後の締めかたがスッキリとするものになっています。
02:オープニングタイトル
イントロとラストにフルートが入り、アレンジ自体も全体的に優しく、シリーズ三作の中で
最もソフトなつくりになっています。
04:帝都アバロン
ゲーム中最もよく耳にする曲の一つでしょう。決まったリズムを刻みつづけるパーカッションが
城の曲らしいですね。ホームタウン的な感触を含んだメロディーはわかりやすく、一方で
どっしりと構えたような雰囲気も良いです。
07:皇帝出陣
長い旅路を予感させる広がりを持った曲です。それでいて「アバロン」と同じような帝国らしい
誇らしさを感じさせてもくれます。後半のワンブレイクが嬉しいところ。
08:クジンシーとの戦い
やはり一番最初の部分が強烈でとても印象的です。その後もスピーディーな展開で緊張感が
途切れることはありません。イトケンのバトルの中でも少しトリッキーな感もあります。
10:運河要塞
ゲーム中の存在感はそれほどでもないのですが(特にキャットに案内を依頼すると)、単独で聴いてみると
哀しげなメロディーの良さに気づくことが出来ます。ラストで明るくなって終わるのでなんだかホッとします。
13:異国の街
イトケンお得意のバラード曲です。単純にその雰囲気を楽しむ曲でしょう。「村1」よりもさらに心が
和みますね。田舎で流れることが多いから?
15:人魚の伝説
マーメイドはやや特殊な街だけに冒頭のちょっと間の抜けたようなメロディーが合いますね。
18:村2
こちらも心安らぐバラード曲です。メロディーの前半がシンセサイザー、後半がフルート(?)という
メリハリの利いた構成も効果的です。
21:伝説は始まる
GBサ・ガシリーズのタイトル画面で流れる曲です。ファンには嬉しい演出です。
原曲とはイントロ、メロディーの順序が逆になっています。
23:七英雄バトル
「クジンシー〜」とは対照的にこちらは重々しい凛としたメロディーが、七英雄の強さを際立たせて
くれます。こういう雰囲気のバトル曲もイトケンは上手いです。
27:ラストバトル
ラストバトルらしい雰囲気が存分に伝わってきます。そしてメロディーからは合体した七英雄の
怪しさとでも言いましょうか、それが感じられ、またそれが綺麗なシンセサイザーとのコントラストにもなっています。
[関連CD]
・ロマンシングサ・ガ2 エターナルロマンス [アレンジ]
・・・ロマサガ2のバラード曲をストリングスとピアノを主体にクラシカルアレンジ。福井崚編曲。 【詳細】
[ピアノ譜]
・ロマンシングサ・ガ2 (ドレミ楽譜出版社) 1,600円 絶版